こんにちは、キャリアインキュベーションの関です。
ここ数年クライアントより、デジタルマーケティングポジションの依頼を受けることが多くなりました。マーケティング環境の変化に伴いマーケティングコンセプトも変わってきたことによるものと思います。
市場拡大期にはProduct outでしたが、市場が飽和状態の昨今ではCustomer Centricとなり、顧客一人ひとりの動向をつかみやすいデジタルマーケティングが台頭してきたと言われています。
先日あるクライアントのCDO(Chief Digital Officer)にお話しをうかがう機会がありましたので、少しシェアさせていただきます。
そのクライアントでは、デジタルの力を使ってプロダクト中心から顧客中心主義へと推進されているのですが、「お客様やマーケットをよりよく知る」ために、CRMの統一化、パートナーシップ強化、インフルエンサーの雇用、ソーシャルリスニングツールの採用、ソーシャルルームの設置を行っています。
また、カスタマージャーニーを分析して、いかに商品やサービスとのタッチポイントを作るか、ブランドを体験できる情報や場を提供できるか、このことを考えていくことがお客様との距離を縮めていくにあたって重要になるそうです。
デジタル化とはお客様との距離を縮めることであり、顧客ファースト主義=デジタル主義であると。
CDOは、「お客様に最も近いところで、お客様のことを誰よりもよく知り、お客様に寄り添う施策を立案していく役割」があり、「お客様については何でも知っている」ことを組織全体に浸透させていくのが目標とのことでした。
今回お話しをうかがい、デジタルで組織が活性化していることを感じ、デジタル担当者は将来有望であるし、キャリアパスも多岐にわたると思いました。
デジタルマーケティング、デジタルPR、SNS、Eコマース、デジタルメディア・・・・・
⇒CDO
弊社では非公開ポジションの依頼も受けておりますので、デジタル関連ポジションで転職を検討されている方、今後のキャリアを考えておられる方は是非ご相談下さい。
(関)