はじめまして。
事業会社の中でも <Digital/New IT> 領域を担当している大谷です。
2018年5月より弊社に参画、当初はコンサルティングファーム担当として活動しておりましたが、社会の変化、転職市場におけるニーズの変化にお応えすべく、事業会社チームも兼務させていただくことになりました。
事業会社においても
●業務のDigital化(AI、RPA等)
●事業のDigital化(Fintech、EdTech等)
様々な場面でテクノロジーが活用され、いわゆる「エンジニア職種」の方々のキャリアパスが多様化していきています。
過去を振り返ると、「SIer → コンサル → 事業会社の社内SE」 「SIer → 大手インターネット系企業」この2つがエンジニアのキャリア構築における主流だったのではないでしょうか。
私自身、コンサルファーム担当としても活動する中、「最後の終着駅は社内SE」という考え方がまだまだ残っていることを目の当たりにしています。
Digital化で有名なファーストリテイリングではITの内製化を強調していますが、今後は同じように内製化を進める事業会社が増え、コンサルやベンダーに頼らない強いエンジニア集団を社内で創りあげる流れが強くなるのではないでしょうか。
今後注目! 企画に一歩踏み出す「サービス開発・企画」
具体的な求人として、企業より頂くニーズの中には、いわゆる「社内SE」といわれるポジションだけでなく、事業部所属のIT企画担当が増えてきています。今まで組織上存在しなかったところに、新規ポジションを設けているケースです。
●対事業部:IT知見を持って、営業や企画担当と協働し、事業部として実現したいことをサポート。自らがITをベースにした企画提案まで期待されている。
●対情シス:現実的なITをベースに、事業部の意向を伝えつつ、最大限実現できるギリギリのラインはどこか?堅実な議論を推進する。事業部との橋渡し役。案件規模や目的によっては、自身がPMを担うこともある。
ITに詳しくない事業部、現場で何が行われているのかよくわからない情シス、この2つ間に入って、企画はもちろんサービス開発のところまで、守備範囲広く活躍して頂くポジションです。双方の部署から期待が高いポジションですので、「あれ?思ったより忙しいぞ?」と思われることもあるようですが、そういう時こそ腕の見せ所! 今までにないポジションですので、うまく周囲と関係性を築きながら、ご自身の業務範囲をやんわりと決めていき、時には事業部よりに・・・時には情シスよりに・・・周囲の期待に応じて柔軟に対応を変えていくことが成功の秘訣のようです。
エンジニア職種のキャリアパスの多様化
コンサルファームでも長年勤められるような社風・制度に変化した企業もありますし、安心・安定だと思われていた事業会社でも早期退職制度を走らせなければならない状況に追い込まれる企業もあります。
あらためて「どこに所属するか」ではなく「どこに所属したとしても、いつでも自分が求められる人材として成長し続けているか」がキャリアのカギになりそうです。その1つとして、ぜひ「企画」と「テクノロジー」の融合ポジションをご検討頂ければと思います!
中長期目線でのご相談も増えておりますので、目の前の転職だけでなく、人生のキャリア設計をテーマにご相談したい方もお待ちしております。
●事業会社<Digital/IT>への転職をお考えの方の個別相談会
(大谷)