こんにちは。キャリアインキュベーションの岡本です。
お会いする候補者の方から転職活動はいつ頃から始めればよいかというご質問をいただくことがあります。特にずっと1社で仕事をしてきた方や、MBAスクール在学生でMBA採用以外の中途採用の機会も見ている方から受けることが多いです。
通常、選考プロセスは2か月くらい、オファーレターをサインされてから新しい職場に移るには1-2か月かかりますので、少なくても3-4か月できれば半年くらいは見ていただくようお伝えしています。
選考プロセスについては、紹介されたポジションを取捨選択あるいは優先順位をつけて、いくつかのポジションを同時並行で進めていくことになります。伺っていると、現職での仕事があるので、インタビュープロセスは同時並行で大体2-4社くらい進めておられる方が多いようです。
ただ、シニアなポジションになりますとポジションの絶対数が少なくなりますので、同時に比較できない場合も多々あります。比較対象がない中で、選考プロセスを進めることに躊躇される方も多いのですが、少しでも関心が持てるのであれば話だけでも聞くことをお勧めしています。それにより、同時比較はできませんが、少なくとも過去に進めたポジションとの比較はできるようになるからです。そういう中で、動きながら判断していくことになります。
さて、オファーが出た時、まずは仕事内容、条件などが気になるところです。それらを現職との比較で考えることが多いのですが、それに加えて、3-5年後、現職に残った場合と新しい職場に移った場合、それぞれどのようなキャリアが考えられるのか、この点についても比較するようお勧めしています。その上で、ご自身が描くキャリアにどれだけ近づけるのか、この点も大事だと思います。
転職ありきではなく、一人一人の志向や価値観を伺いながら、一緒にキャリアを考えていければと思っています。今はまだ転職を考えていないが、マーケット状況や転職機会などの情報は知っておきたいという方でも是非気軽にご相談下さい。
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(岡本)