こんにちは、キャリアインキュベーションの藤岡です。
先日、米IBMがソフトウェア企業のレッドハットを約340億ドル(約3兆8000億円)で買収することに合意したという発表がありました。日本企業でも今年の5月に武田薬品がアイルランドの製薬大手シャイアーを約6兆8000億円で買収するなど、グローバル企業におけるM&Aは活発な動きをみせています。
今後も企業のさらなる成長にむけてM&Aを積極的に取り組んでいく日系グローバル企業から、弊社もM&Aロールができる人材を外部から採用したいという相談を受けることが多くなりました。
ただ、事業会社のM&A部門は少数精鋭の組織体制となっている企業が多く、増員といっても採用人数は各社1,2名程度なので、これまで事業会社でM&Aの実際のプロジェクト業務を遂行してきた方やコンサルティングファームでM&Aのアドバイザリー業務に携わっていた方等、即戦力となる人材が求められる為、候補者の方にとっては狭き門となっています。
以下、具体的に事業会社で求められるM&Aポジションの即戦力人材のスキルや経験をいくつか明記してみます。
①プレイングマネージャーとして、プロジェクトマネジメントやプロセス管理を行い、M&A関連実務(デューディリジェンス、バリュエーション、契約交渉等のクロージング等)に関するエグゼキューションスキル
②経営陣、海外の現地法人や事業部、交渉の相手方企業、法務や会計等のコーポレート部門や外部アドバイザリーの専門家など、様々なステークホルダーと連携して社内の合意形成を図りながら業務を遂行してきた経験
③ビジネスレベルの日本語および英語力
上記以外にも、各社いろいろ、求められるスキルや経験がありますが、共通していえることは高いプロフェッショナリズムをもってM&Aに関連する仕事の専門性を有して業務遂行ができる方が求められています。
事業会社のM&Aポジションの転職にご興味のある方は、是非、弊社までご相談ください。
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(藤岡)