皆さんはキャリアの棚卸しをしていますか?この問いかけに、転職をあまり考えていない人にとってはキャリアの棚卸しは、あまり身近な事ではないかもしれませんが、転職活動を開始するには必然的にキャリアの棚卸しが必要になってきます。また、自己分析までしっかりやっておく事で、応募する企業の判断基準も明確になり、活動がスムーズになることも多いです。
それでは具体的に、どのようにキャリアを棚卸しし、自己分析をしていくかを以下に明記していきたいと思います。
先ずは、今までの仕事の経験を書き出しながら、「キャリアのハイライトとなる実績・プロジェクト」について振り返る事をお勧めします。
社会人経験が短い人は、すぐにできるかもしれませんが、社会人10年以上となると、経験も増えてきますので、以下の項目を参考に振り返ってみてはいかがでしょうか。
・今までで一番達成感があった仕事について
・今までで一番つらかった仕事について、またそれをどう克服したのか
・仕事をしていて一番嬉しかったことについて
・最も自分にとって勉強になった仕事について
・内部・外部の関係者を巻き込んでリードした、「仕事の実績や成功体験」について
次に、ある程度、仕事の実績について振り返ってみたら、自分自身の事について客観的に振り返ることをお勧めします。
例えば、以下項目に回答する時、どういう自分が見えてくるのでしょうか。
・自分の長所・短所について
・周りの人達から、どのように評価されることが多いのか
・どのような時に仕事のモチベーションを感じるのか
・意見の違う人と一緒に仕事をしていく中で、気をつけていることは何か
・仕事上、自分の中で大切にしていることは何か
ある程度、仕事の経験と自分自身の事も見えてくると、会社に対して「これだけは譲れない」、「今の会社ではどうしても実現できない」という自分の価値観や欲求が見え、転職理由も明確になってきます。
また、入社後やってみたいこと、今後のキャリアプランについての事までストーリーが描けると転職先の企業を選ぶ際の判断基準と志望動機も明確になり、やりたい仕事ができる企業に転職することができます。
今後のキャリアを考えている方、専門性を生かして事業会社への転職を検討されている方は、ぜひ弊社までご相談ください。
(藤岡)